セックスレス期間がどれくらいなら離婚の理由になる?慰謝料はどれくらい?

離婚事由として認められるセックスレス期間はどれくらい?

空白のカレンダー(積み重ねる日々のイメージ)
過去の判例を見ると、離婚事由として認められた短いセックスレス期間は半年ほどです。
頻繁にセックスしていた中で、突然途絶えて半年しか経過していない場合は難しいです。
半年前にセックスできても、その前からセックスレスの問題を抱えていて数年で見て数回しかセックスをしていない場合に限定されます。
1年以上経過していれば、話し合いをした結果セックスレスが続くことを条件に離婚事由として認められる可能性が高いです。
法律では明確な期間が明記されていなく、精神的苦痛を受けているのであれば、慰謝料請求を視野に入れて離婚を打診してみる価値があります。

 

期間よりも話し合いをした実績の方が重要

険悪なムードでベッドに腰をかける夫婦
セックスレスを理由に離婚して慰謝料請求する場合、被告側でセックスレスの原因を作った当事者は「お互いに望んでいなかった」、「子育てが忙しくてタイミングがなかった」などと言い訳をしてきます。
セックスレスの期間が長くても、アプローチや話し合いをしていなければ離婚事由として認められないケースもあります。
セックスレス解消に向けた話し合いについては、回数を重ねる必要はありません。
相談した結果、「女性からセックスの話をするのはおかしい」、「そんな話をすると余計にする気がなくなる」などと、セックスレス解消に関する相談を全面否定されれば、離婚事由として認められます
相手に解消するために必要なことを提示されたけど実践できる内容でなかった場合や、言われた通り努力したけど改善の余地がなかった場合も離婚事由として認められます。

 

たとえば1ヶ月に渡ってセックスレスになった場合に相談をしたけど全面否定されて、その後1ヶ月に渡ってアプローチをしても理由なく拒否された場合、2カ月程度のセックス期間でも離婚事由として認められる可能性があります。
さらに短いセックスレス期間の中で、「お前は異性として見ていないから、セックスするつもりはない」などストレートに告げられた場合も離婚事由として認められます。

 

婚姻歴が浅いほど有利

新婚のイメージ
過去の判例を見ると、婚姻後一度もセックスしない場合や、結婚して数カ月経過してセックスレスがスタートした場合離婚事由として認められるケースが多いです。

 

セックスレスの原因になりやすい要因でもある出産をした場合、セックスレスになっても正当性を主張するのが難しくなってきます。
セックスレスの夫婦は、性欲の衰退や子育てによる肉体的・精神的余裕がなくなったことを理由にするケースが多いです。

 

婚姻歴が長くなると、当事者の主張が認められやすくなることを覚えておきましょう。
性欲が衰退する年齢は個人差があり、夫婦であっても本当に性機能を失ったのか検査したりED治療を強要することはできません。

 

婚姻歴が浅い場合はセックスレスのみで認められやすく、婚姻歴が長い場合はセックスレスに加えて触ったりキスをするなどスキンシップも拒否されると有利です。
裏を返せばセックスレスでも、お出かけする時に手を繋ぐなど適度なスキンシップがあると離婚事由として認められるのが難しくなります

 

もしもセックスレスが原因となって不倫を犯してしまった場合については下記をご覧下さい。

 

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